[重曹(ベーキングソーダ)の特徴] その3 中和作用
●重曹(ベーキングソーダ)の特徴
3.中和作用
重曹(ベーキングソーダ)は、弱アルカリ性です。
多くの汚れは、酸性の汚れのものが多く、
弱アルカリ性の重曹(ベーキングソーダ)とまざると、
中和されて水溶性になります。
中和されて水溶性になると、
かんたんに汚れを落とすことができるのです。
(すごいですね〜。)
なので、重曹(ベーキングソーダ)を使うと、
ごしごし力を入れなくても、かんたんに汚れが落ちるのです。
汚れがひどい場合は、重曹(ベーキングソーダ)をつけて、
少し時間をおいてから、汚れをおとしていきましょう。
酸性の汚れには、
重曹(ベーキングソーダ)を使って、汚れを落としていきましょう。
ちなみに、アルカリ性の汚れには、
酸性のものを使うと、汚れが落ちやすくなります。
酸性のものは、クエン酸や酢がよく使われています。
クエン酸も酢も、アルカリ性の汚れを落としてくれますが、
酢は少しにおいがありますので、
酢のにおいが気になる場合は、においのしないクエン酸を使うと便利です。
(酢でもクエン酸でも、効果は変わりません。)
汚れの種類によって、
重曹(ベーキングソーダ)やクエン酸・酢など、使い分けていくと便利です。
次は、「重曹(ベーキングソーダ)の特徴 その4 軟水作用」を見てみましょう。

